先輩紹介

ヒト遺伝子検査 バイオメディカル事業部(検査)

ヒト遺伝子検査
バイオメディカル事業部
(検査)
K・K

バイオメディカル事業部 検査グループ
2017年入社
岡山大学大学院 環境生命科学研究科出身

仕事の内容は?

がん遺伝子検査において、
測定から報告書作成までを行っています。

私は、がん抑制遺伝子に異常があるか否かを検査する仕事に携わっています。検査の流れは、全国の医療機関等から集まってくる血液検体からDNAを抽出し、ターゲット遺伝子を増幅させてDNAの解析を行い、遺伝子に異常があるか否かを測定します。もし異常があれば、再度確認のための検査を行います。異常と言ってもひとくくりではなく、がんリスクを高めるタイプもあれば、そうでないものもありますので、判別する必要があります。同時に10検体くらいを検査することができ、異常がなければ2日間くらいで検査は終了しますが、異常がある場合は4日から1週間は必要です。検査終了後は報告書を作成し、顧客へ郵送します。この仕事には7名が携わっており、私はターゲット遺伝子の増幅からDNAの解析、異常の判別、報告書の作成までを担当しています。人の人生に関わる検査ですので、間違いは許されないことを心しながら業務を遂行しています。

やりがい、成長、そして目指すのはどんなところ?

責任の重さがやりがい。さらにスキルを高め、
遺伝子診療に貢献したいと思います。

この仕事には、専門的知識が必要とされますので、日々勉強しています。大学で学んだことは医療とは縁遠かったので、最初は多くを学ぶ必要がありましたが、自分の中で分からないことが腑に落ち、筋道が明確になることが喜びでした。1年前からは、ターゲット遺伝子の増幅以降、検査の流れの中でも責任の重い「測定」部分を担当するようになり、やりがいと自身の成長を感じています。
今、当社では新しい遺伝子検査の導入を検討しています。新しい遺伝子検査は、これまで1個の遺伝子検査をしていたのに比べ、100個程度の遺伝子を同時に検査でき、個人の疾患に対するリスクを総合的に判断することができます。これは、「プレシジョン・メディシン」(精密医療)や「オーダーメイド医療」と呼ばれる最新の医療を支える検査と言えるでしょう。私はこの新しい遺伝子検査の主導的立場になることを目指すとともに、会社が推進する「ジェネティックエキスパート認定制度」の資格を取得し、情報を適確に選択して検査・解析結果を正確に解釈できるためのスキルを高めていくつもりです。そして、遺伝子診療に貢献したいと考えています。

  • ※2015年にスタートした新しい認定制度で、日本遺伝子診療学会が主催。

これから社会人になる人たちへアドバイスを。

視野を広く持ち、
様々な選択肢を検討されることをお勧めします。

就職活動においては、視野を狭めず、大学での専攻以外にも目を向けることをお勧めします。私も馴染みのなかった医療分野で、学んだ専門知識が生かせるのではないかとこの仕事につき、やりがいを感じていますので、視野が広がると、新しい道が見えてくるかもしれません。様々な選択肢を検討されると良いと思います。

【 私が入社を決めた理由&会社の魅力 】

人の命に関わる医療という分野で、自身を成長させてくれる会社です。

大学時代は農学部に所属しており、そこでも遺伝子のことを学ぶ機会がありました。ファルコの会社説明会に参加したとき、医療分野でも遺伝子の知識が生かせることを知り、人の命に関わる医療分野で自分の学んだことを役立てていきたいと考えるようになりました。遺伝子検査ではファルコは老舗ですので、自分が成長するのに申し分のない環境だと考え、入社を決めました。入社後に感じた魅力は、若いうちから責任のある仕事をさせてもらえることです。様々な挑戦ができ、自身を成長させることができる会社だと思っています。

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