社員インタビュー

ICT事業本部 営業グループ
(HAYATE/NEO)K・M

2023.10.1時点

Q:仕事の内容は?

中小規模の全国の病院に対し、クラウド型電子カルテシステムHAYATE/NEOの提案、営業活動を行っています。

現在、200床を超える地域中核クラスの大規模な病院には電子カルテシステムは普及していますが、20床~199床の地域医療を支える病院への導入率は40%前後と、まだまだICT化が進んでいない現状です。弊社の電子カルテHAYATE/NEOはクラウド技術を活用し、これまで院内に設置していた大型サーバ等のハードウェア機器や機器を管理するための人件費を削減し、中小規模病院様でも導入しやすい電子カルテサービスをご提供しています。
近年、医療業界全体としてDX化が求められるなかで、電子カルテという医療機関の基幹システムを取り扱う責任は重要だと思います。電子カルテ本体だけでなく、院内インフラの調査や電子カルテと連携するコメディカルシステム等の他社企業との調整や協力を行う必要があり、提案範囲は広く、病院の状況に応じて導入における課題を一緒に考え、最終的にご成約頂きます。

Q:やりがい、成長、そして目指すのはどんなところ?

これまで電子カルテ導入を諦めかけていた中小規模病院にクラウドを中心としたICT技術を活用することで、医療機関のDX化に貢献することができます。

20床~199床の中小規模病院の電子カルテの普及率が進んでいない要因の一つとして、院内にICT専任の人材が不足していることが挙げられます。業者選定方法や導入時の注意すべきポイント、そしてシステム稼働後のイメージができず、電子カルテの必要性は分かっていても中々、踏み出せないケースが多く見受けられます。そんなお客様に対して、現状の院内インフラ環境の調査や看護部、コメディカル部、事務部を含めた現場へのヒアリングなどを行い、導入における課題や不安を一緒に考え、解決策を提示する必要があります。お話する内容も相手の職種に合わせて変わりますので、医療ICT分野の知識を広く身に着けることができると思います。またHAYATE/NEOは電子カルテとして病院の基幹システムに位置付けられ、PACS(放射線画像管理システム)や検査システムなどコメディカル専門の他社企業との連携も不可欠です。お客様だけでなく他社企業と協力関係を構築していくことは、大きな責任を伴う分、自分自身を成長させてくれる良い環境だと実感しています。

Q:これから社会人になる人たちへアドバイスを。

誠実なコミュニケーションが大切だと思います。

どのような企業、職種でも一人で仕事を完遂することはできません。社内の上司や同僚、時にはお客様にも助けられながらプロジェクトは進んでいきます。社会人になりたての時期は特に、お客様も自分より知識や経験のある方々ばかりなので、まずは誠実に相手のお話を聞き、分からないことがあれば正直に質問してください。分からないまま放置せず、社内の仲間やお客様とコミュニケーションを取れば、自分に自信が持てるようになり、社会人としても成長できると思います。

私が入社を決めた理由&
会社の魅力

「ICT」と「医療」を広く、
経験することができます

私は就活セミナーで初めて電子カルテという存在を意識しました。普段、病院を受診した際に何気なく見ていた診察室のPCが電子カルテであると知り、一気に興味が湧きました。そして電子カルテは医師だけでなく、看護部や検査部、リハビリから事務部門などたくさんの職種の方が利用する基幹システムであることに、事業としての将来性を感じました。入社後、当社の電子カルテは従来製品から大きくリニューアルし、クラウド技術を活用したHAYATE/NEOが生まれました。これまでグループ全体としてもクラウドサービスを中心に事業展開を行っており、最新技術をいち早く取り入れるスピード感も大きな魅力です。