先輩紹介
薬剤師
薬剤師
K・Y
薬局事業本部 係長
2006年入社
北陸大学出身
仕事の内容は?
薬局で扱う医薬品の選定、渉外交渉、DI業務、本社決定事項の
周知徹底などに携わっています。
薬局事業本部は、43店舗あるファルコ薬局を統括する役割を担っており、私は、薬局で取り扱う医薬品の選定、価格交渉などの渉外業務、製薬会社から提供される医薬品情報を店舗に発信するDI業務、また本社の決定事項を周知徹底する業務に携わっています。この仕事で大切にしていることはバランス感覚です。薬局事業本部に所属する前は、薬剤師として現場に立ち、管理薬剤師や新しい店舗の立ち上げも経験しました。そのとき培った医療従事者としての視点を大切しながらも企業人として、現場に立つ人たちと本部の意見調整を行い、互いを理解した上でのスムーズな業務の遂行を目指して、日々苦心しています。私のように薬局事業本部所属で薬剤師の経験がある人は、各店舗に出向き、現場をサポートすることも少なくありませんので、そうした機会を利用しながら、現場とのコミュニケーションを大切にしています。
やりがい、成長、そして目指すのはどんなところ?
医療従事者でありかつ企業人として、
変革の時代にふさわしい調剤薬局事業の在り方を
模索したいと思います。
これまでの経験の中で印象深かったのは、2つの新店舗の立ち上げです。いずれもOTCを扱う調剤薬局で、1店舗目は小規模ではありましたが、当時は先駆けといえる存在でした。2店舗目は2011年10月にオープンした四条烏丸店で、同じビル内の複数の医療機関から処方箋を受ける前提でしたので、各医療機関の医師から情報をいただき、準備をするのは大変な仕事でした。それだけにやりがいも大きく、多くを学ぶことができました。
薬局事業本部の仕事は、薬局内では経験できないことの連続で、ビジネスの視点が求められます。薬局業界が変革の時を迎えている今、他業界にも目を向けながらITなどの新しい技術を導入する一方で、患者様により深く関われる体制を整え、満足度を上げていく必要があります。例えば、投薬後のフォローなら、電話、ライン、対面、様々な方法がありますが、その患者様にとって適した方法を考えることが大切です。在宅医療に関しては、どちらかと言えば施設が多いので、個人宅を増やしていくことも方向性の一つだと考えています。
これから社会人になる人たちへアドバイスを。
学内にとどまらず、
様々な年齢、職種、ライフスタイルを持つ人たちと
交流されることをお勧めします。
私は転職者で、前職のドラッグストアを退社してから約1年間、国内外を旅して様々な人と交流を持ちました。その経験は、考え方の幅を広げ、今の自分に役立っています。ですから、学生時代から、社会の様々な人たちと交流を持つために活動されることをお勧めします。今は、海外の方が多く日本におられますし、インターネットでは様々なコミュニケーション手段がありますので、それらを活用されるのも一法かと思います。
【 私が入社を決めた理由&会社の魅力 】
ファルコには様々な視点を持つ仲間とともに、やりたいことに挑戦できる土壌があります。
私は、新卒でドラックストアに勤務しました。まだ調剤薬局が併設されていなかった時代です。様々なことにチャレンジしたいという思いが強かった私は転職を考え、調剤薬局と検査の2本柱で事業展開しているファルコに惹かれました。また関西が地盤であること、上場企業であることも入社の決め手になりました。入社後、様々な立場で働いてみて、第一に魅力だと思うのは、色々な考えを持つ仲間がいることです。またオープンマインドな社風で、若くても転職者でも分け隔てなく、やりたいことに挑戦できるところにも満足しています。