先輩紹介

臨床検査事業 臨床検査技師

臨床検査事業 臨床検査技師
M・H

総合研究所 検査グループ 検査クラスタ1 生化学 主任 臨床検査技師
2009年入社
東邦大学理学部出身

仕事の内容は?

生化学検査と薬物検査、
さらに顧客対応等、主任としての責務を果たしています。

私の1日は朝、緊急報告値について各営業所へ連絡することから始まります。総合研究所では夜間に即日報告を求められる検体の検査をしており、その中で重篤な疾患が疑われるような異常値を示したものについては、私から営業所へ、そして営業担当者から顧客に伝えられます。その後の検査業務は、生化学検査と薬物投与後の代謝などを調べる薬物分析検査が中心で、生化学チームメンバーで分担しています。一方で、顧客対応も私の大切な業務の一つで、電話だけでなく時には訪問し、お話をさせていただくこともあります。私は4年前に主任になり、各自の役割分担の検討や顧客対応といった新たな業務が加わりました。さらに生化学チームが担当する新たな検査項目や新しい試薬の導入、業務効率を高める方法についての検討にも携わっています。また社外活動では、学会発表なども行っており、発表者として登壇することもあります。

やりがい、成長、そして目指すのはどんなところ?

顧客対応で感謝されることがやりがい。
より多くのフィードバックができるよう精進します。

顧客対応の業務では、特に医師から検査結果の見方や他にどのような項目を測定すべきか等、様々な問合わせをいただきます。それに対して的確に回答し感謝されたときが、最もやりがいを感じる瞬間です。私は以前、人と話すことに少し苦手意識を持っていましたが、顧客対応や学会発表などを経験するなかで克服されていきました。そのことは自身の成長でもあると感じています。医師だけでなく、薬物分析検査などは薬剤師から代謝についての問合わせを受けることもありますが、薬物の専門家に対してこちらの知識が追い付いていないと感じるときもありますので一層の学習が必要です。他にも新しい分析法についての知識を増やし、医療従事者に対してより多くのフィードバックができるようになりたいですね。

これから社会人になる人たちへアドバイスを。

コミュニケーションの仕方を学ぶ努力が、
役に立つと思います。

基礎的な知識は、国家試験の受験勉強で身に付けられていると思いますが、社会に出るとコミュニケーション力も大切になります。人との接し方を学ぶよう心掛けていると、社会にスムーズに馴染めるのではないでしょうか。

【 私が入社を決めた理由&会社の魅力 】

機械化で正確性を高める一方で、
人とのつながりを大切にしている会社です。

検査センターに絞って就職活動を行う中でファルコバイオシステムズを知り、人事担当の方や面接官の人柄に惹かれ入社を決めました。社員の方々は面白い方が多く、楽しい現場の雰囲気が働きやすさにつながっています。一方で業務に対する姿勢は真摯で厳しく、モチベーションを維持し自分を高めていくのにふさわしい環境です。また、多くの検査が正確性を期するために機械化されている中で、人との絆が感じられるところが魅力ですね。

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