先輩紹介

臨床検査事業 臨床検査技師

臨床検査事業 臨床検査技師
M・T

総合研究所 エリアラボグループ 大阪ラボラトリー 主任 臨床検査技師
2005年入社
日本医療学院専門学校出身

仕事の内容は?

緊急検査室の責任者として、
業務の質向上と人材育成に取り組んでいます。

私は、緊急検査室として位置付けられるエリアラボの一つ、大阪ラボラトリーの責任者を務めています。大阪ラボラトリー(前身は大阪南ラボラトリー)は、2017年3月に移転し、生化学、血液、凝固の検査と不妊治療専門クリニックや健診センターを対象とした免疫検査が行える設備を導入し、新たなスタートを切りました。日々の業務においては、午前中は早朝に医療機関で採取された患者様の約150名分の検体を検査し、75分以内に検査結果を各医療機関にFAXで報告します。午後から夕方まではマネジメント業務が主となり、5名のスタッフの指導教育やラボ全体の質の向上を図るための業務改善、内部研修などに取り組んでいます。特に免疫検査は、エリアラボの中で大阪ラボラトリーだけが導入した新しい項目ですので、月1回持ち回りでスタッフが講師役となり、勉強会を開催しています。そして夕方になるとまた医療機関からの検体が搬入されますので、約100名分の検査を実施し、報告を行います。免疫検査の依頼はまだ数が少ないですが、これから伸びると思っています。より多くの顧客の要望に応えるためには、他部署、特に営業部門との連携が重要です。私は、週1回開催される営業および各部署との合同会議に参加し、緊急検査室としてのアドバイスだけでなく、臨床検査の各部門への橋渡しの役割も果たしています。

やりがい、成長、そして目指すのはどんなところ?

迅速対応を使命とするエリアラボ全体の
マネジメントができるよう精進します。

私たち緊急検査室の使命は、より短時間で正確な検査結果を顧客に届けることです。中でも生命に関わる異常値(パニック値)が見られる場合は、FAXだけでなく電話連絡を行います。そうした中で迅速対応が顧客に評価され、感謝の言葉をいただき、患者様の役に立てたと実感することがやりがいの一つです。一方で私が約10年前、責任者になった当初は、スタッフ全員が自分より年上で戸惑うことも少なくありませんでした。しかし上司に支えられてリーダーシップを身につけ、協調性をもってチームワークを築いていくことが出来ました。また大阪ラボラトリーの立ち上げにおいては、検査機器の導入検討、動線を考えたレイアウトや、行政登録手続きと全面的に関わらせていただき貴重な経験をしました。さらに他のラボの立ち上げ業務やIR活動にも参加させていただき、グローバルな視点を持てるようになったことに自身の成長を感じています。今後は、近畿圏と金沢、福井にある7つのエリアラボを統括して監督できるようにマネジメント能力を高めていきたいと思います。会社の成長のためには、個々の生産性、さらには全体の生産性を高めていく必要があると考えており、人材育成をもとより広域のマネジメントに携わり、自身がその一助になれればと願っています。

これから社会人になる人たちへアドバイスを。

挨拶、整理整頓、コミュニケーションを大切に。

基本的なことですが、社会人としては「きちんと挨拶ができる」「整理整頓ができる」「コミュニケーションがとれる」この3つがあれば、良いスタートが切れると思いますので、普段から訓練されてはいかがでしょうか。

【 私が入社を決めた理由&会社の魅力 】

互いが助け合うチームワークと
現場の意見が反映される風通しの良さが魅力です。

私は新卒後、病院に勤務し主に心電図や超音波などの生理機能検査をしていましたが、4年間勤務した頃には吸収すべきことが無くなったと気付き、転職を希望していました。そんなときファルコバイオシステムズを先輩から紹介され、大手企業であることにも興味を惹かれ入社を決めました。入社後感じた魅力は、業務改善のためには過去のルールにとらわれず、現場の意見が取り入れられることです。風通しの良い職場で、お互いが助け合って良いチームワークで業務が遂行されています。また、7つのエリアラボでは年2回の飲み会があり、コミュニケーションも良好です。私自身のマネジメント業務も、それに対するモチベーションの維持もそうしたバックグランドに支えられていると思います。

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